映画の心理プロファイル

『リボルバー』(2005 英・仏)

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原題:『REVOLVER』(115分)
監督:ガイ・リッチー
脚本:ガイ・リッチー、リュック・ベッソン
音楽:ナサニエル・メカリー
出演:ジェイソン・ステイサム
    レイ・リオッタ
    ヴィンセント・パストーレ
    アンドレ・ベンジャミン

久しぶりのガイ・リッチー監督作品。
2005年の作品がなぜ今頃公開されたのか不思議だったけど、観てみて合点がいった。
ガイ・リッチー監督の出世作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』や『スナッチ』で味わったような良い意味の軽みとか爽快な気分が味わえない映画なのです。
見終わって、う~んと呻っちゃった。

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決して面白くないわけじゃない。
クライム・ムービーの体裁をとりながら、どんどん人間の内面世界(深層心理)に分け入っていく展開は興味津々だったし。
展開の速さ、トリッキーさは、ガイ・リッチーならではって感じだった(タランティーノっぽい感じもしたけど^^;)。
長髪でちょっと頬がこけて病的にも見えるジェイソン・ステイサムは、相変わらずカッコ良かったしね。
筋トレしたのか贅肉のとれたレイ・リオッタも、相変わらずのキレキャラを演じてくれてた。


まだ始まったばかりだし、ネタバレしないようにストーリーを超大ざっぱに紹介すると、7年の刑期を独房で過ごした後、出所して来たステイサム演じるカジノの元ディーラー、ジェイクが、自分を罠にハメたカジノ王・マカ(レイ・リオッタ)へのリベンジを決行するというもの。
この程度のことは僕も知っていたので、てっきりガイ・リッチー版『スティング』みたいな、コン・ゲーム映画を想像していたのだけれど・・・。
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ガイ・リッチー作品には、いつも味のある脇役が登場するけど、この映画でひとり挙げるとすれば、マカがジェイクを抹殺するために雇った殺し屋ソーター(↓)かな。プロ意識が強く、クールなようでいて実は・・・って、儲け役なんですよ、これが(^^
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最終的な脚本ができるまでに2年も3年もかかったという話。
そのこだわりが吉と出るか凶と出るか・・・。
なにはともあれ、観客を選ぶ映画ではあります。
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by kiyotayoki | 2008-06-10 10:51 | 映画(ら行)