ジョン・F・ケネディとマリリン・モンロー
たまたま見つけた米国LIFE誌の表紙画像。
写っているのは、ジョン・F・ケネディ大統領とマリリン・モンロー。
1961年3月3日号ってことは、ケネディさん、大統領になったばかりだ(この年の1月20日、第35代大統領に就任)。
「SPECIAL PRESIDENTIAL ISSUE」
「MEET THE KENNEDYS」
ってキャッチコピーが並んでるから、ケネディ大統領とケネディ家関連の記事が大特集された号だったんだろうね(読んでみたいなぁ)。
だけどこれ、知らない人が見たら、マリリン・モンローが奥さんだと勘違いしちゃうよね。
フツーなら、マリリンのところには奥さんのジャクリーンがいて当然だもの。なのに、就任祝いの特集号の表紙にこの写真を選んじゃってるところは、さすがLIFEの面目躍如って感じ。
2人の間にちょこんと座ってる子、てっきりジョン・F・ケネディJr.かと思ってたら、ジュニアが生まれたのは1960年の11月25日。半年でこんなに大きくなってるわけがない。
じゃ、誰なんだろ、この子???
2人の間にできた子?
「ここから産まれてきたんだよん、ボク」って言いたげにマリリンの腰に手を当ててるし。
・・・・って、まさかね(^^ゞ
マスコミにいろんなゴシップを流されたという2人だけど、
有名なのは大統領の46歳の誕生日にひらかれたパーティでの
この(↓)シーンでありましょう(1962.5.29)。
司会をしているのは、シナトラ一家の一員だった俳優のピーター・ローフォードかしらん。
笑っちゃうのは、司会者が何度呼び出してもマリリンがスポットライトの下に登場しないこと。
いかにも遅刻魔って言われてたマリリンらしい登場の仕方だネ♪
(だけど、この2ヶ月ちょっと後に亡くなっちゃったんだね、マリリン・・・)
ごめんなさい!
念のため、と思って画像に写ってるLIFE誌のことを調べてみたら、
な、なんと合成写真だということが判明しちゃったのです!
仲睦まじいケネディ一家の写真と、たぶん映画『ナイアガラ』に出演した時のマリリンの写真を
合成して、うまいことLIFE誌の表紙に仕立て上げちゃったんだね。
ううう、危うくダマされるところでした。
それにしても、「さすがLIFEの面目躍如」なんて書いちゃって、
馬鹿ですねぇ、僕も。
なお、真ん中に写ってた子どもは、ケネディ家の長女キャロラインさんだったようです。
キャロラインさん(50歳)は、先日の民主党大会でオバマ氏を支持するスピーチをなさったみたいですね。
記事、全部消そうかと思いましたが、
自分の愚かしさを忘れないでおくためにも、そのままにしておくことにしました。
「先入観や思い込みがあると人は簡単にだまされる」
という実証例にもなりますし(^^;
勘違いさせてしまったとしたら、ホントにごめんなさい。
申し訳ありませんでした(トホホ)。